Matco Tools マトコの魅力と出会いの物語
誤字ありました
結局1っヶ月→結局1ヶ月 Matco Tools マトコの魅力と出会いの物語
マトコといえば六角形に鷹
アメリカンなデザインがお気に入りです
日本ではあまり馴染みのないブランドですが
アメリカのオートモーティブ系
第3の工具メーカーです
Snap-on(スナップオン)
MAK TOOLS(マックツールズ)
MATCO TOOLS(マトコツールズ)
MATCO TOOLS(マトコツールズ)は
1946年にマックツールズ(MAC Tools)の販売会社
マックアライドツールカンパニー
(Mac Allied Tool Company)として創業
MATCOのネームはこの会社の頭文字が由来
1979年以降は、マトコツールズとして自動車用整備工具・工具箱を造しています
販売は主にアメリカやカナダ
フランチャイズのバンセールによって
プロの整備士向けに販売されています
アメリカの会社は
会社同士のつながりが複雑で
いまいちよくわからないのですが
GEARWRENCH(ギアレンチ)
Armstrong Tools(アームストロング)や
GEARWRENCH(ギアレンチ)
KD Tools(ケーディ)など
同じような構造のラチェットを見かけます
同じような構造のラチェットレンチの中で
マトコは最上位ブランドだと思います
マトコについて
「昔の製品は良かった」的な話を耳にしますが
性能的には変わらず優秀です。
刻印などが若干安っぽくなってしまったため
そんな印象になっているように思います
マトコはシンプルなクサビ形
お気に入りポイントとして
まずはヘッドが薄いこと
薄さに助けられことが結構あります
スナップオンはデカくて厚い
さすがの強度重視な設計
最近のラチェットは
小径で強度を出すためだと思うのですが
厚めになりがち
マックは小さめだけど厚め
どれも甲乙つけがたい名品です
同じような構造の安価な製品は
強度不足な印象があり
ちょっと不安に感じたりしますが
マトコは薄いけど実用的なレベルの強度です
破壊テストまではしていないのですが
普段使用するのに
強度不足を感じたことはありません
素材や精度が違うのだと思います
デカ頭のラチェットをメインで作業していると
入りづらい~入らね~で
手が止まってしまうことがあります
マトコはほんの少し薄いだけですが
行けちゃったすることがあります
守備範囲が若干ですが広がる
大した違いではないといえば
大した違いではないのですが
この違いがとても気分よく
作業ができるときがあります
薄いから軽い
使いやすさの秘密は軽いこと
バランスも良いです
特にグリップ付きのラチェットの
使用感は気持ちいいです
首振りの構造が優秀
マトコは固定とフリーが使い分けがしやすい
KTCさんはフリーオンリー
トネさんはステップ
スナップオンさんが
フリーと固定を切り替えられるのですが
操作中に動いてしまいがち
マックはボタンで固定
フリーにはなりません
マトコはフリーと固定をかっちり切り替えられます
新品時、若干切り替えレバーの動きが渋いのですが
使っていくうちになめらかになります
フレックス構造はマトコタイプが一番のお気に入りです
メンテが楽なので過酷な状況でも積極的に使える
スナップリングプライヤーで簡単に裏蓋が外せます
クニペックス(KNIPEX)だと48 21 J11
一般の人には大したメリトではないのかもしてませんが
防塵性も高く、万一砂を噛んでしまったりしても
簡単にお掃除できます
砂だらけ、どろんこ、でも安定して使えます
裏蓋が薄いから独特の乾いた音が心地よい
マトコのいまいちポイント
手に入れにくい
日本には正規輸入されていないため
せっかくのバンサービスが受けられません
並行輸入品を探すか
個人輸入された商品を
オークションサイトで探すなど
購入方法は限られます
値段が高い
バンサービス前提の料金設定だと思います
マックやスナップオンなみに高価格になりがちです
色々日本では入手難易度高いラチェットですが
その分手に入れたときの喜びは
なんとも言えない満足度があります
マトコとの出会いの物語
最初に出会ったマトコは AFR5T
中古屋さんのウインドウの隅っこで
見たこと無いラチェットが
とても興味を引かれたのですが
財布には1000円くらいしか・・・
10000円だと思ってたら
よく見たら1000円でした
マトコとの最初の出会いは
こんな感じでした
BFR68LFはファクトリーギアさんの不良在庫
スナップオンの陳列棚に
肩身が狭そうに一個だけ
ほしいけど買えない・・・高い・・・
今にして思えはめちゃくちゃ
ダンピング値段だったのですが
貧乏カメラマンには手が出ない・・・
あれをこうしてこうして・・・・
来月ならなんとかなるかな・・
ってことで結局1ヶ月
取り置きしてもらってやっと手元に
バームラチェットBPR8Tは
海外オークションで落札しました
国際郵便で3ヶ月くらいかかって手元に!
アメリカの街を出ました
ロサンゼルスにつきました
日本につきました
連絡が来るたびに
わくわくどきどき
ようこそ我が家へ~
中古屋さんの棚の奥から発掘したり
並行輸入業者さんにお願いして
輸入してもらったり
ラチェット一つ一つに思い出と物語があります
その全てが大切な宝物です